京都精華大学 教育後援会 Kyoto Seika University Parents Association

2015.06.24

  • 活動報告

2015年度の総会を開催しました

2015年5月30日に2015年度の教育後援会総会を開催しました。

最高決議会議である総会は、年に一度開催し、役員の選任や事業・決算報告および承認を行っております。

本年度も大学からは教育後援会顧問である竹宮惠子学長をはじめ、赤坂博理事長、各学部長などが出席し、会員の皆様からは104名にご参加いただきました。

はじめに、竹宮学長より「本学はもっと良さを上手にアピールしていく必要がある。その為に皆さんにも助けていただきたい。」と挨拶が述べられました。

続けて、今年度の役員、役職役員の選任が行われ、昨年に引き続き会長には渡辺裕子さんが選任されました。

その後、2014年度の寄付事業の実績として、以下の7点の報告がされました。

(1)家計急変学生のための給付奨学金
東日本大震災の被災者支援を契機に始まった「家計急変のための給付奨学金」を継続して実施。学内の立看板やweb等で広く告知を行い、64名の出願を受け61名の採用認定者を決定した

(2)交換留学生支援奨学金
海外協定校への留学に関する渡航や滞在費用の一部を援助し、学習や研究を支援する目的で開設した、交換留学生支援奨学金は9名に給付された

(3)情報館における図書・視覚資料の拡充
参考図書や、大判の美術作品集など含め、展覧会カタログや視聴覚資料など計499点を購入した

(4)学生食堂リニューアルに伴う設備充実
食堂の床を一新し、テーブルと椅子を新調した

(5)学生食堂における朝食提供支援
朝食提供は、学生に朝食を摂る習慣を身につけることをうながす為に始めたもので、2014年度後期の授業期間より、1食300円のうち200円を寄付金で充当し、4606食を提供した

(6)岡本清一アーカイブ整理・編纂
初代学長にまつわる資料の収集や整理の他にアナログ資料のデジタル化等を行った

(7)キャリア教育プログラム開発支援
学生に自己プロデュースを促す映像プログラムを開発し、2本の動画制作を行った

以上を含めた前年度事業と決算が説明され、全て承認されました。

次に2015年度事業計画と予算について説明がありました。

まず、2014年度の寄付事業から「家計急変学生のための給付奨学金」、「学生食堂における朝食提供支援」、「交換留学生支援奨学金」、「情報館における図書・視聴覚資料の拡充」の4点が継続することが報告されました。

加えて2015年度から新たに開設された国際交流スペースの「iC3(アイシーキューブ)」に配架する閲覧用資料の購入支援が提案されました。これらを含め2015年度事業計画および予算案が承認され、総会は無事に閉会いたしました。

今回総会の参加者には、情報館など学内施設の開放に加え、学生食堂の利用や京都国際マンガミュージアム入館の優待が行われました。総会の前後にお楽しみいただいた方も多数おられたようです。

また、総会終了後には希望者を対象に、キャンパスツアーも行われました。

学生ガイドによる説明を受けながら、授業で使っている教室や、実習で使っている機材などに触れ、学生生活に理解を深めていただけたようです。特にデッサン用に飼育されている鹿や鳥には、皆さん驚きながら写真を撮っていました。

次回のイベントは9月27日の教育懇談会となります。8月上旬にはご案内をお送りいたしますので、ぜひご参加ください。