京都精華大学 教育後援会 Kyoto Seika University Parents Association

2016.07.27

  • 活動報告

2016年度の総会を開催しました

2016年6月4日に2016年度の総会を開催しました。

教育後援会の最高決議会議である総会は、年に一度開催し、役員の選任や事業・決算報告および承認を行っております。

本年度も大学からは教育後援会顧問である竹宮惠子学長、各学部長などが出席し、会員のみなさまからは約100名にご参加いただきました。

総会は竹宮学長、続けて各学部の先生方のごあいさつから始まりました。


次に、今年度の役員、役職役員の選任が行われ、会長には井上雅博さんが選任されました。

その後、2015年度の寄付事業の実績として、以下7点の報告がされました。

(1)   家計急変学生のための給付奨学金
家計の急変で修学が困難になった学生を対象に、授業料に充当する形で給付した。2015年度は前期と後期の2回募集。書類審査を経た52名を採用認定者に決定した。

(2)   学生食堂における朝食提供支援
学生に朝食を取る習慣を身につけ、規則正しい生活を送ることを促すため、学生食堂での「100円朝食」支援を行った。1食の経費300円のうち200円分を寄付金で充当し、12,792食を提供。2014年度に比べ、約1.4倍の利用増となった。

(3)   交換留学生支援奨学金
本学協定校への交換留学生の渡航や滞在費用の一部を援助し、現地での学習や研究を支援した。イギリス、アメリカ、フィンランド、韓国や台湾など様々な留学先の帰国後、利用者は「iC3」(アイシーキューブ:国際交流支援施設)で後輩へのアドバイスや留学生支援等に従事している。

(4)   国際交流スペースの資料充実
2015年度に開設された語学学習支援スペース、国際交流ラウンジ、講義室の3つの部屋から成る国際交流支援に特化した「iC3(アイシーキューブ)」に配架する図書の購入を支援した。内容は主に「異文化理解」や「留学」に関連するものを選定した。

(5)   情報館における図書・視聴覚資料の拡充
シラバスで紹介されている参考図書、大判の美術作品集、などを含め、下記のような内訳と点数の資料を購入した。
図書資料102点/視聴覚資料170点(映像103・録音67) 計272点。

次に2016年度の事業計画と予算について説明がありました。

寄付事業については過年度から継続中の「家計急変学生のための給付奨学金」、「学生食堂における朝食提供支援」、「交換留学生支援奨学金」に加えて、防災設備を見直し、最新型へ更新する「防災設備リニューアル支援」。現代の就活事情やキャリア支援、親としての支援のあり方について解説する『保護者のための進路・就活サポートガイド』などのキャリア支援に関する冊子の制作費を援助すること報告されました。

これらを含めた2016年度事業計画及び予算案が承認され、総会は無事に閉会いたしました。

また、開催日には、情報館など学内施設の開放に加え、学生食堂や京都国際マンガミュージアムも案内されました。総会の前後に見学された方も多数おられたようです。

総会終了後は希望者を対象に、キャンパスツアーも行われました。
自然があふれる構内や展示中の学生作品。充実した設備の実習棟など、みなさん興味深そうに御覧になっていました。

一流の録音機材を備えた、音楽コースのスタジオでは、ちょうど学生たちが練習中で、一行も盛り上がりました。

次回のイベントは9月17日の教育懇談会となります。8月上旬にはご案内をお送りいたしますので、ぜひご参加ください。